今年は夏の暑さが特に厳しく
しかも雨が少なかったせいか
例年より早く稲刈りが始まりました
1週間から10日ぐらい早い刈取りです
いつもですと9月後半からの稲刈りですが
今年はお彼岸前から始まりました
好天のせいで米の作柄もよく大豊作のようです
もう、おいしい新米が食べられます
3月後半に種撒きをして5月に田植え
その後、除草、水管理、病害虫防除と
沢山の手間をかけ秋に収穫されます
いまは、田おこし、田植え、稲刈り全て
機械作業です 本当に楽になりました
もともとは、稲作専業農家の長男に生まれた私です
小さいころは田おこし、しろかきは馬でやっていました
田植え、稲刈り、脱穀は全て人力でした
田植え、稲刈り時期は日が昇るとともに起き
日が沈むまで働きました
きつい労働でした
脱穀作業は連日電気の下で夜9時ころまで
頑張りました
稲の収穫が全て終わるのは10月末から
11月初旬でした
農業は結構重労働でした
父と母とただ黙々と働いた
そんな印象が残っています
今は農業は近くの専業農家のひとにまかせ
ガーデン、エクステリアの道で生きています
しかし、いろいろ大変な時、それに負けずに頑張れるのは
若いときに農業で鍛えられたからだと
思っています
若い時の苦労は将来に向けての
種まきです、そう実感しています