先日、テレビで私が小学生のころに流行った唄を
ベテランの歌手、若い歌手が歌っているのを聴きました
故、三橋美智也さんの曲のメドレーでした
若い人達には馴染みがない?かもしれませんが
私が小学、中学生の頃、三橋美智也さんと言えば
ヒット曲連発の大歌手でした「50年位前です」
三橋さんはもともとは民謡の歌い手であり又三味線の
名手でもありました(北海道出身)
三橋さん弟子の人がレコーディングするということで
三味線の伴奏について来たそうです
弟子の指導で一節唄ったらレコード会社の人にその才能を
認められ歌手になったと聞いております
民謡で鍛えた伸びのある高音、節回しは多くのファンを
魅了しました いい歌が沢山ありました
赤い夕陽の故郷、達者でな、リンゴ村から、星屑の街、哀愁列車
女船頭唄などミリオンセラー続出でした
テレビを見ながら、童心に帰り、一緒に歌いました
楽しいひと時を過ごしました
特に感じたのは、若い歌手の人達が三橋さんの歌を
実に上手く、味のある歌い方で世代間の差を全く
感じさせないで唄っていたことです
いいものは世代を超えてもやはりいいものなんですね
そしてその当時の歌は今の歌に比べると、実に唄いやすい
そんな気がします
旋律(メロディ)に無理がなく、音程の上下も自然で
誰でもが口ずさめるように作曲されていたように感じます
最近、歌い手の人達も他人の曲をカバー曲として
沢山歌っています
本人よりもむしろ、カバー曲の方がしっとり来る場合もある位です
いいもの(いい曲)はやはりいいのです
次次に新曲を出していくのもやはり必要なのかもしれません
でもそのために、いい曲が失われてしまうのはもったいない
古くてもいいもの(いい曲)は是非残して繋いでいくことも
大事な事だと思います
新しいものに挑戦しつつ、古くても本当に大事なことは
やはり継続して守っていかないといけない思います
今の日本、何事も一度立ち止まって考える時期に来ていると思います
懐かしい歌を聴きながらの一人ごとです