19年ぶり日本人横綱誕生

ようやく、ようやく、実に19年ぶりに日本人横綱誕生
大関稀勢の里が初優勝し、念願の横綱になった
 
日本の国技といわれる大相撲、最近は横綱白鵬をはじめ
大勢のモンゴル、その他の国の力士に押されっぱなし
国技、大相撲はすっかり国際化した感じがありました
 
日本人の悲願、日本人横綱誕生、本当に嬉しい限りです
稀勢の里、おめでとう
 
私自身、父親が田舎の草相撲(田舎相撲)の力士だったので
相撲には子供の頃から興味を持っておりました
 
その当時は相撲に強い子供が、子供たちの中でも一目
おかれる存在で、ガキ大将的な存在でした
 
今のように、いろいろな遊びもなく、テレビも裕福な家庭に
にしかない時代だったので、ひたすら外で遊ぶ、しかも
相撲、チャンバラ、そり遊びといったひたすら体を使う遊びしか
ありませんでした、体力のある人が親分の時代でした
 
大相撲の横綱は多くの男の羨望の頂点のような存在でした
土俵入り、四股、技の練習と、子供ながら真似をしたものでした
 
ですから、大相撲はずっと興味を持って観ていました
ただ、残念ながら、強い日本人力士がなかなか出てこない
いつ、日本人横綱が誕生するんだろう
 
半ばあきらめにも近い気持ちで見ていました
 
そんな中、ようやく、ようやく横綱稀勢の里誕生です
 
彼は大関4人の中でも最も安定した実力で、一番横綱に近い
とこで相撲を取っていたのです
何時横綱になってもおかしくない存在だったのです
 
 
3年前からここを勝てば次は横綱、そういう場面で、ここ一番で
負けてしまい、本人もファンも本当に悔しい思いを何度も何度も
して来ました
 
あんなに、強そうな顔と、体をしているのにここ一番に勝てない
ノミの心臓ともいわれ、本当に何度も何度も、期待を裏切って
しまっておりました
 
 
そんな稀勢の里、それにもめげず、腐らず、自分を信じ
地道に稽古を重ね、本当に待望の横綱になりました
 
良く頑張った、もうあきらめてもおかしくはない場面を
幾度となく見てきました私は実に感無量です
 
十分に力があるのに、ここ一番に力が出せない、周囲よりも
何倍か自分自身に失望したことでしょう
 
でも彼はあきらめなかった、亡くなった師匠、鳴戸親方の
教えを忠実に護り、自分を信じ、周囲に感謝し稽古に
稽古を重ねた そうして大きな花を開花させた
 
 
稀勢の里、今30歳、でもこれからがもっと、もっと強く
なっていくような気がします
 
遅咲きの大横綱目指して精進してください
 
諦めない、辛抱する、稽古を続ける、自分を信じる
 
稀勢の里に教わりました、ありがとうございました


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