非常に暑かったこの夏、それ以上に暑かった甲子園の夏
我が仙台育英が決勝まで勝ち上がり、惜しくも
敗れてしまいましたが、勝敗を超えた熱戦に大きな
感動を貰いました
準決勝では接戦が予想された早実に7-0という大差を
つけて圧勝し、いよいよ悲願の東北勢の初優勝、初の白河越えと
野球ファンならだれしもが大きな期待に胸を膨らませた思います
宮城県では常勝の仙台育英、過去大越投手を擁し、決勝迄
勝ち進み、帝京高校に延長の末惜敗しました
あの時以来の決勝選です
今までの東北勢、過去にも決勝まで何度も進んだものの
いつも僅差で敗れてしまっています
どちらかというと敗戦の要因はなかなか点が取れない
明らかに攻撃陣(バッター)が弱った印象が強い
素晴らしいピッチャーが相手をきっちりと抑えるものの
なかなか点が取れずに1-0とか、2-1とかの僅差で
敗れていました
今年の育英の印象はかつてない位の攻撃陣でした
体躯も皆んながっちりしていて見るからにホームランも
打てそうな選手がそろっていました
ある程度の力量は、体つきを見るとなんとなくわかります
かなり鍛えこまれて立派な体に恵まれ今年の育英は見るからに
相当にやれるな、そんな期待を抱いていました
決勝迄の道のりは、東北勢の、秋田、岩手のチームとも戦い
順調に勝ち進んで、今年の育英は本当に強いぞ
エース、佐藤もきっちり相手を抑えているし、攻撃陣も
素晴らしい破壊力で圧勝といった勝ち上がり方でした
迎えた東海大相模と決勝戦、しびれました
初回から圧倒的な攻撃力を持つ相手チームに
先制点を奪われたものの反撃して、1点差にしました
また点を取られ、1時は4点差をつけられました、しかし6回に
驚異の粘りを見せて1番佐藤の3塁打で6-6の同点としました
今までの東北勢にはなかった攻撃力を見せつけてくれました
大会NO1、150㎞近い速球で殆ど打たれていない
東海大相模のエースから6点ももぎ取ったのです
奇しくも、最終回そのエースにホームランを打たれてしまい
結果的には惜敗しました
又しても東北初優勝の夢は実現しませんでした
しかし実によく戦った、素晴らしい試合だった
明らかに今までの東北勢の戦い方と違った
攻撃陣が力を存分に発揮した
仙台育英、夢をありがとう
楽しい夏をありがとう
東北勢甲子園初優勝、近いうち必ず実現できます
又楽しみが増えました