戦後７０年、日本が敗戦して今年で７０年、正に節目の年

先日、広島で原爆に伴う７０年の式典が開催され、多くの要人が出席

その模様がテレビ、新聞、ネットなどで報道されました

例年以上に世界各国の要人方々の出席の多さが印象的でした

又テレビでは、実際に被災された人達が当時の生々しい体験を語られ

又各方面識者の人達の様々な意見が寄せらえていました

世界で唯一、原爆の被害、悲惨な体験をした被爆国日本

それを伝える人達が高齢化して、年々その体験を伝えることが

難しくなってきている現実、被災した人たちが必死で伝えようとしても

７０年という歳月が伝えることを困難にしています

伝える人達に残された時間は多くないのです

戦争、原爆で数百万人の尊い人命が失われてしまったのです

自然災害（天災）ではなく全くの人災なのです

将来のある、若い人達が自分の命を懸けて日本の為に戦ったのです

それを思うとき、戦争は絶対にしてはいけない、

その思いを更に強く感じます

戦争をしなければならない何らかの理由があったと思います、　が、

それが数百万人の人命を失ってまでもやらなければならなかった

大事なことだったのでしょうか

結局は少数の人達の思いこみ、偏った判断、それを止める

ことが出来なかった大勢多数の人達

何か今の日本の現象ににていませんか

おりしも今国会で、安全保障法案の改正ということで

自民党、公明党の強行採決のような形で可決されました

しかしこのことについては大多数の憲法学者の人達が明らかに違憲だ、

国民の大多数が反対だ、まだ審議不十分だ、そういう状況にあります

そういった中で今までの戦争をしない日本が、場合によっては

戦争に巻き込まれる日本になってしまう法案が可決されてしまいました

この先非常に不安であり心配でもあります

国民の理解、納得がないとおそらくいつかはブレーキがかかる

様に思えてなりません

誰も戦争したい人はいないと思います　　が、

しかし残念ながら戦争はこの先もなくならないように思います

自分の置かれた立場、環境、思想、欲求、宗教，等

それぞれに世界各国様々な違いがあります

どんなに世の中が進歩してもそれを克服することは

この広い地球、広い世界不可能だと思います

終戦後７０年の節目の年、

日本は戦争によっておこる悲惨さ、それに伴う国民の不幸を体験しました

我々は７０年前の不戦の決意、平和国家で世界に貢献する

そのことを国家として国民としての自覚と、決意が今この時

絶対必要に思います