個性的なリーダー

先日、大方の予想を覆し、アメリカの大統領に

トランプさんが選ばれた

 

初の女性大統領、ヒラリークリントンさんの誕生が

確実と、マスコミも大々的に報じていました

 

しかし、選ばれたのは言いたい放題のトランプさんでした

 

評論家もマスコミもアメリカ国民の民意を読めなかった

国民の深層心理を読み切れなかった

 

我が日本も、まさかあのトランプさんが大統領なるとは

思っていなかった

 

TPP反対、アメリカ駐留軍の負担を増やせ、輸入関税を

引き上げろ

 

これからの日本政府の対応は結構大変な気がします

 

世界的な風潮として、強力な個性的なリーダーを求めて

いるような気がしています

 

トランプさん、そしてフィリピン大統領ドゥテルテさん、どちらも

言いたいことをはっきり主張し、時にはこれは言い過ぎと

思えることも発言し、物議を醸しております

 

それでも大衆は個性的な人を選ぶ風潮に流れています

 

日本の阿部政権、そして自民党政権も表向きは

穏やかでも、何か独裁的な方向に向かって進んでいるようで

とても怖い気がします

 

個性的で強力なリーダーは、閉塞している状況下に於いては

大きな力を発揮します

 

只、一歩間違えるととんでもない方向に走り出す

独裁は非常に危険な面持ち合わせているのも事実です

 

自分達の利益、欲望、それを叶えてくれるリーダーに

期待しすぎると、その先、厳しい現実が待っているような

気がしてなりません

 

主張が強すぎてぶつかり合えば、その先は戦争の道をたどります

 

第2次世界大戦も、ドイツのヒットラーのような強力な個性の

リーダーが引き起こしたようなものです

 

そうならないように我々は厳しい目で監視しないといけません

 

リーダーに過剰な期待をしすぎるよりは、自分が何ができるか

閉塞した状況は自分でどうやって打破するのか

そちらの方が、もっと重要な気がしてなりません

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